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1日で自己体重の1.5倍の卵を産む女王蜂の驚異
ミツバチの巣にただ1匹存在する女王蜂。育児から蜜集めまで、
せっせと仕事を分担しあって働く、残りの数万の働き蜂。
しかし、女王蜂も働き蜂も、もとは同じ受精卵から生まれた雌の蜂です。
同じ雌でも、女王蜂と働き蜂では見た目からしてまるで違います。
働き蜂が体長13㎜、体重90㎎ぐらいしかないのに比べ、
女王蜂は体長20㎜、体重250㎎もあり、超グラマーです。
女王蜂の大きな腹部は、全体が卵巣といえるほど生殖器官が発達しています。
ただし、ほかの器官はほとんど退化して、胃袋も小さくなっています。
分業で成り立っているミツバチの巣の中で、彼女の仕事はひたすら卵を産むこと。
1日に産む卵は2000~3000個。昼夜兼行で、一睡もせずに産み続けます。
3000個の卵を産むとすると、女王蜂の体重の1・5倍の量を1日に産む計算です。
ということは、女王蜂の体内では猛烈なスピードで細胞増殖が行われていることになります。
一方、同じ雌でも働き蜂に産卵能力はありません。
雌ですから卵巣があるにはありますが、細いヒモのように貧弱です。
さらに、女王蜂が分泌するフェロモンによって生殖能力が抑えられているので、
女王蜂がいる限り産卵することはなく、産卵管も毒針に変えられて、
ただせっせと働き続けるしかないのが働き蜂です。
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