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10周年記念セミナー内容と質問

10周年記念セミナー内容と質問

 

10周年セミナーでは協会の10年の歩みと最近話題になっているRAW HONEYについて話を致しました。

話題になっているRAW HONEYの明確な定義というものはありません。

ただ販売者が独自で【RAW HONEY】のルールを決めているのが現状で、一般的にRAW HONEY=生・非加熱と捉えられています。

その為「非加熱はちみつの方が品質が良い」という意識が高まっています。そこではちみつを加熱すると本当に成分が変化をするのか、過去の論文などの実験データを参考に話をしました。

 

以下、当日のご質問と答えです。

 

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1.加熱によりはちみつの栄養素は変わるのですか?

答え

蜜源植物によって違いがあるものの、はちみつを加熱すると殺菌力に関係のあるグルコースオキシターゼや過酸化水素は減少しますが、一方加熱により保存力が高まる抗酸化力、はちみつの色に関係するHMFやミネラル分は増えます。


2.はちみつの加熱温度が何度までなら成分が変化しないのですか?

答え

過去の実験を色々調べた結果、こちらも蜜源植物には加熱に強いはちみつ、弱いはちみつがあり、同時に保存状況によってもまちまちで、何度までなら成分変化を起こさないとは一概には言えないようです。

 

3.日本ミツバチと西洋ミツバチのはちみつの違いは何ですか?

答え

 

採蜜

はちみつの味わい

西洋ミツバチ

花の開花により異なる

花の開花に合わせて何回も採蜜

季節ごと、花の種類ごとに味わいが異なる

日本ミツバチ

多くの日本ミツバチは1年に12

1年のうちに数回しか採蜜しないので様々な植物由来の味わいと、比較的酸味も強く完熟果物のような味わい



4.はちみつの加熱・非加熱で栄養素がそれほど変わらないなら、非加熱にこだわったはちみつは今後どのように販売したらよいですか?

答え

非加熱はちみつは味わいが豊かで、しかも繊細な味わいも持ち合わせています。蜜源植物により違いはあるものの、有効成分も残っています。今まで通り自信を持って販売してください。

 

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まとめ

日本はちみつマイスター協会としては1964年におこなわれた実験の「50度で20分加熱すると酵素のグルコースオキシターゼが減少する」というデータを基に、はちみつはなるべく加熱しない、もしくは低温加熱が望ましいとしてきました。

しかし、近年の実験では70度以上に加熱すると抗酸化物質が増加することがわかってきました。
はちみつは採れた場所や蜜源植物、保管状況さらに、作り手が違えば味わいが全く違います。ミツバチに感謝して1瓶のはちみつを無駄なく使いこなすことが大切です。

今後もご支援、ご協力賜りますようよろしくお願い致します。

2019年5月31日

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